VMware Workstation 7.1.2 リリース ノート | JP

VMware Workstation バージョン 7.1.2 | 2010 年 9 月 23 日 | Build 301548

ドキュメント最終更新日:2010 年 10 月 11 日

これらのリリース ノートへの追加や更新を頻繁に確認してください。

これらのリリース ノートの内容は以下のとおりです。

新機能

VMware Workstation 7.1.2 は、以下の新機能を含み、新しくリリースされたオペレーティング システムのサポートが追加され、お客様から報告のあった問題を解決し、およびセキュリティの問題を 解決したメンテナンス リリースです。

  • 統合仮想デバッガのライブ デバッグ モードで Microsoft Visual Studio 2010 のサポートが追加されました。
  • 仮想マシン上で Windows 7 SP1 Beta、RHEL 6.0 Beta、および Fedora 13 を実行する場合に発生する問題が解決されました。これらのオペレーティング システムの各バージョンは、開発段階のものです。それらには 既知の問題があり、このリリースで完全にはサポートされていません。
  • NAT ネットワーキングでは、いくつかのパフォーマンスが向上しています。
  • VMware Workstation 7.1.2 を、新しい無料のスタンド アローン VMware vCenter Converter 4.3 上でテストしました。VMware vCenter Converter を使用すると、単一のマシンまたはデータセンター全体を仮想マシンへと変換でき、Windows 7 をサポートします。VMware vCenter Converter をダウンロードするには、 https://www.vmware.com/jp/tryvmware/?p=converter を参照してください。
  • 簡易インストールは、CentOS オペレーティング システムの古いバージョンをサポートするようになりました。
  • ACE Management Server で Windows 2008R2 および Apache Server 2.2.15 のサポートが追加されました。

Workstation の以前のリリース

VMware Workstation の以前のリリースからの新機能については、各リリースのリリースノートで既知の問題とともに説明されています。VMware Workstation の以前のリリースのリリースノートを確認するには、 VMware Workstation 7.1.1 および VMware Workstation 7.1 を参照してください。

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既知の問題

ここでは、VMware Workstation の既知の問題についてトピック別に説明します。

ソフトウェアの更新

VMware Workstation 7.1 リリース候補から現在の VMware Workstation 7.1 リリースにアップグレードしている場合にのみ、このセクションにある既知の問題が適用されます。
  • 英語版以外のバージョンの Windows Vista および Windows 7 ホストで VMware Workstation をアップグレードすると、 vmUpdateLauncher.exeプログラムが失敗し、CPU とメモリの使用率が高くなる場合があります。
    対処法: %PROGRAMFILES%\VMware\VMware Workstationディレクトリにある vmUpdateLauncher.exeファイルを、 VMware Communities から入手可能なファイルと置き換えます。

インストール、アップグレード、互換性

  • VMware Workstation 7.1 リリースに含まれる WDDM グラフィックス ドライバは、VMware Workstation 7.0 およびそれ以前のリリースと互換性がありません。古いバージョンの VMware Workstation で仮想マシンを実行するには、以前のバージョンの WDDM ドライバに戻してください。
    対処法:VMware Tools の現在のバージョンをアンインストールし、以前にリリースされたバージョンをインストールします。
  • Windows ホストでは、VMware アプリケーションまたは仮想マシンが異なるユーザーで実行している場合、現在のユーザーで VMware Workstation を同時にアップグレードできない場合があります。
    対処法:VMware Workstation をアップグレードするには、次の手順を実行してください。
    1. Windows のタスク マネージャーを開きます。
    2. VMware アプリケーションまたは仮想マシンが別のユーザーで実行していることを確認します。
    3. そのユーザーに切り替えます。
    4. すべての VMware アプリケーションと仮想マシンを閉じます。
    5. 元のユーザーに戻して、VMware Workstation をアップグレードします。
    切り替えに必要な権限がない場合は、システム管理者に連絡してください。
  • Linux ホストでは、 System proxy settings および Manual proxy settings への変更は、VMware Workstation を再起動した後で有効になります。
  • Windows Server 2008 ホストでは、管理ユーザーとしてログインしていない場合、またはグループ ポリシーで .msiインストーラが許可されていない場合は、VMware Workstation および VMware Tools の更新が失敗する場合があります。
  • 場合によっては、簡易インストールを使用して、Kubuntu 10.04 で仮想マシンを作成すると、初めて仮想マシンが再起動した後に、画面に何も表示されなくなることがあります。
    対処法:仮想マシンを再起動します。
  • スペースが含まれているディレクトリに Linux バージョンの VMware Workstation をインストールすると、OVF Tool が正しく起動しない場合があります。
    対処法:OVF Tool を起動するには、以下の対処法のいずれかを実行してください。
    • スペースが含まれないディレクトリ パスに Linux バージョンの VMware Workstation をインストールします。
    • ovftool スクリプトの 23 行目を編集して、以下のコマンドを追加します。 "$OVFTOOL_BIN" "$@".
  • SUSE 11.2 では、また場合によっては他の Linux ディストリビューションでも、 sudoコマンドによって DISPLAY 環境が維持されず、VMware Workstation インストーラのユーザー インターフェイスが表示されない場合があります。
    対処法:DISPLAY 環境を維持するには、 Defaults env_keep+="DISPLAY"を /etc/sudoersファイルに追加してください。
  • ASCII でない文字が含まれたディレクトリ パスに VMware Workstation をインストールすると、インストールが失敗するか、ゲスト アプリケーションのショートカットを開こうとしたときに応答しなくなる可能性があります。
    対処法:ASCII 文字だけで構成されるディレクトリ パスに VMware Workstation をインストールします。

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表示

  • 場合によっては、2 つ以上のモニタを使用するように Aero が構成された Windows 7 仮想マシンでユニティ モードを開始すると、ユニティ ウィンドウをモニタ間で移動できない場合があります。
    対処法:ユニティ モードを終了してから再開します。
  • Windows 7 ゲストおよび Aero が有効なホストで FIFA 08 ゲームを終了すると、デスクトップの壁紙が黒くなる場合があります。
  • Windows XP 仮想マシンで複数のディスプレイにフル スクリーン ビューを使用して表示する場合、OpenGL アプリケーションを実行することが失敗する可能性があります。
  • ATI Linux ドライバ 10.2 に関する既知の問題があります。3D のユーザー エクスペリエンスを最善にするには、ATI Linux ドライバ 9.11 を使用することをお勧めします。
  • Fedora 13 および Red Hat Enterprise Linux 6 仮想マシンでは、ユニティ モードで仮想マシン アプリケーション ウィンドウの最大化がサポートされない場合があります。
  • Left 4 Dead アプリケーションを実行しているとき、仮想マシンをコンソール ビューとフル スクリーン モードの間で切り替えると、アプリケーションの表示が乱れる場合があります。
    対処法:表示を元の状態に戻すにはアプリケーションを再起動します。

統合仮想デバッガ

  • Microsoft Visual Studio 2008 または 2010 を使用して仮想マシン上で Visual Basic プロジェクト用の統合仮想デバッガのライブ デバッグ セッションを再起動すると、Remote Debug Monitor のインスタンスが応答しなくなる場合があります。
    対処法:Microsoft Visual Studio 2008 の場合、ゲストの msvsmon.exe プロセスを手動で停止します。Remote Debug Monitor の既存のインスタンスを使用するかどうかを確認するプロンプトが表示されたら、 [いいえ] を選択してライブ デバッグ セッションを継続します。Microsoft Visual Studio 2010 の場合、Visual Studio 2010 プログラムを再起動します。
  • Ubuntu 10.04 ホストでは、Eclipse C/C++ リモート デバッグ プラグインでデバッグを行うと、次のようなエラー メッセージが表示されて失敗する場合があります。 「/usr/bin/xterm: (/usr/bin/xterm:)can't execvp /mnt/hgfs/gdbserverDirectory/gdbserver: (execvp /mnt/hgfs/gdbserverDirectory/gdbserver を実行できません:)Protocol error (プロトコル エラー)」。
  • ライブ デバッグ モードは、暗号化された仮想マシンでは動作しません。

その他

  • grsecurity パッチが適用された Linux ホストで仮想マシンを実行すると、この Linux ホストが予期せずに再起動する場合があります。
  • Fedora 13 または Red Hat Enterprise Linux 6 Beta 2 のゲスト オペレーティング システムをサスペンドするためにスクリプト イベントを root で実行しても、ゲストをサスペンドしない場合があります。
    対処法:Fedora 13 ゲストをサスペンドするには、selinux-policy-3.7.19-57.fc13 より大きいポリシー ファイルを適用します。
  • Diskeeper 2010 がインストールされているホスト上で仮想マシンのスナップショットを復元させようとすると、失敗する場合があります。
    対処法:Diskeeper 2010 バージョン 14.0.898.0 以降にアップグレードします。
  • Ubuntu 10.04 ホストでは、ThinPrint が有効になっている仮想マシンの電源を投入すると、次のようなエラー メッセージが表示されて失敗する場合があります。 「thnuclnt:relocation error:/lib/tls/i686/cmov/libnss_files.so.2:symbol strcmp, version GLIBC_2.0 not defined in file libc.so.6 with link time reference」。
  • ユーザーの簡易切り替えを使用すると、マウスや CPU 利用率に関連する問題など、Windows 仮想マシンで予期せぬ動作が発生する場合があります。
    対処法:最初のユーザー アカウントにログインする前に、Windows ゲスト OS が起動しアイドル状態に達することを許可します。
  • Ubuntu 10.04 ホストでプリンタ デバイスが動作しない場合があります。
    対処法:仮想マシンから印刷するようにネットワークまたは USB プリンタを手動で構成します。
  • Converter は、サイズが 950GB より大きい仮想ディスクをサポートしていません。
    対処法:ディスク サイズの値を 950GB に変更します。
  • 仮想マシンのシリアル ポートの設定が serial<port_number>.fileType = thinprintとなっている場合、記録/再生が適切に機能しない場合があります。

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解決された問題

次のセクションでは、VMware Workstation 7.1.2 で解決された問題を一覧表示します。

セキュリティ フィックス

  • VMware Workstation 7.1.2 ではインストーラのセキュリティの問題を解決しました
    VMware Workstation 7.x インストーラは、VMware Workstation 7.x がインストールされている現在の作業ディレクトリにある index.htm ファイルを読み込みます。アタッカーが自分のファイルをインストール前にシステムに組み込むことができると、悪意のあるファイルを表示できる可能性があります。

    共通脆弱性識別子プロジェクト(cve.mitre.org)では、この問題に対して CVE-2010-3277 の名称を割り当てました。
  • サードパーティの libpng がバージョン 1.2.44 に更新されました
    libpng を使用するアプリケーションの権限を使用してコード実行に結びつく可能性のある、libpng のバッファー オーバフローに対応しました。サービス拒否を起こす可能性のある 2 つの問題についても、今回の更新で対応しました。

    共通脆弱性識別子プロジェクト(cve.mitre.org)では、これらの問題に対して CVE-2010-1205CVE-2010-0205、および CVE-2010-2249 の名称を割り当てました。

インストール、アップグレード、互換性

  • Windows ホスト上にある VMware Workstation 7.1.1 インストーラの実行ファイルと同じディレクトリに index.htm ファイルをコピーした場合、VMware Workstation インストーラのユーザー インターフェイスが表示されない可能性があります。
  • Linux ホストで、VMware Workstation ソフトウェアの更新プロセス中にスクリーン セーバーが動作すると、更新が失敗する場合があります。
  • 低速なインターネット接続環境でソフトウェア更新をダウンロードすると、タイムアウト エラーが発生して、ダウンロードが失敗する場合があります。
  • 現在使用できるプレリリース バージョンの OpenSUSE 11.3 は、簡易インストールでは正常に動作しない場合があります。

表示

  • Windows Vista および Windows 7 の仮想マシン上でユニティ モードを使用中に、ユーザー エクスペリエンスを向上するため、VMware Workstation は Aero をユニティ モードに入ったときに無効にし、ユニティ モードから出たときに再び有効にします。Aero を無効にしないようにするには、vmx 構成ファイルを開き、 unity.allowCompositingInGuest="TRUE"を追加します。
  • VMware Workstation のインストール後に Ubuntu 10.04 ホストを再起動すると、 [アプリケーション] メニューの [System Tools(システム ツール)] オプションが消える可能性があります。
  • Ubuntu 10.04 ホスト上で ASCII 以外の文字を使用して名前が付けられた Windows 7 仮想マシンの電源を投入しようとすると、ユニティ モードの [開始] メニューに表示上の問題が起こる可能性があります。
  • Intel Integrated Graphics 処理ユニットを備えるホストで Aero を有効にすると、仮想マシンで表示の問題が発生する場合があります。
  • Windows ホストで、ユニティ モードの Fedora 13 仮想マシンとやりとりしようとすると、利便性の問題がいくつか発生する場合があります。
  • Fedora 13 仮想マシンで、ゲスト ディスプレイの端に沿ってゲスト アプリケーションをドラッグすると、マウスの機能が応答しなくなる場合があります。
  • 場合によっては、VMware Workstation 7.x でサスペンドされた仮想マシンが Workstation 6.0 またはそれ以前のバージョンでレジュームしないことがあります。
  • 日本語バージョンの Windows で、非 ASCII 文字がホスト名に使用されていると、ユニティ モードで [ スタート] メニューが表示されない場合があります。

その他

  • 仮想マシンが、有線と無線などの複数の NIC 間で切り替わる場合、DNS サーバー情報が更新されない場合があります。そのため、ゲストが NAT を使用していると、ホストを DNS 名で検索しても失敗します。
  • ホストシステムに3つのパラレル ポートがある場合、これらのポートをランダムにマッピングできない可能性があります。
  • Ubuntu ゲスト上では、ゲスト上で自動ログオンが有効にされた後に、VMware Tools の vmware ユーザー コンポーネントが応答しなくなり、ドラッグ アンド ドロップまたはコピー アンド ペーストの操作が失敗する場合があります。
  • ベンダー ID が 0x1366 の USB デバイスが、SEGGER 製ではなく、Asahi KASEI 製と識別される場合があります。
  • Kiosk モードで動作する ACE 仮想マシンで、Ctrl+Alt+Enter キーを押すと、キーボードが反応しなくなる場合があります。
  • ACE 管理者以外の人が誤って PCI デバイスを取り外した場合、このデバイスを暗号化された ACE 仮想マシンに戻すことはできません。この問題を解決するために、Admin モードのパスワードを入力した後に PCI デバイスを ACE 仮想マシンに追加したり、このマシンから取り外したりできるのは、ACE 管理者だけです。
  • Nuance 製の Dragon Medical 10.1 は、Windows 7 Ultimate 64 ビット ゲストの複数のコアでは実行されない場合があります。
  • Windows 7 ゲストでは、認識すべき Logitech USB オーディオ デバイスの [デバイス マネージャ] メニューから [New Hardware scan(新しいハードウェアのスキャン)] を実行する必要があります。ゲストから切り離された USB デバイスは、ゲスト側では接続されているように見えていても、再接続できない可能性があります。
  • Windows のゲストによっては、ボリューム コントロール キーと他のいくつかのマルチメディア キーが仮想マシンで機能しない場合があります。
  • NAT での NetBIOS 転送で発生するエラーが原因で、仮想マシン WINS 名が正しく解決できなくなります。
  • 記録/再生機能のある 3D アプリケーションを記録または再生すると、メモリ割り当て障害が発生する場合があります。
  • Linux ホストで、非 ASCII 文字や長いパスを含む仮想マシン アプリケーションのショートカットを起動しても、初回の試行時は動作しない場合があります。
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