VMware Workstation 7.1.4 リリース ノート | JP

VMware Workstation バージョン 7.1.4 | 2011 年 3 月 29 日 | ビルド 385536

ドキュメント最終更新日:2011 年 7 月 26 日

これらのリリース ノートへの追加や更新を頻繁に確認してください。

これらのリリース ノートの内容は以下のとおりです。

新機能

VMware Workstation 7.1.4 は、いくつかのセキュリティ問題と既知の問題を 解決するメンテナンス リリースです。また、Windows 7 SP1 と Ubuntu 10.10 がゲスト OS およびホスト OS として、Windows 2008 R2 SP1 がホスト OS として使用できるようになっています。

Workstation の以前のリリース

VMware Workstation の以前のリリースからの既知の問題については、各リリースのリリースノートで説明されています。VMware Workstation の以前のリリースのリリース ノートを参照するには、 VMware Workstation 7.1.3VMware Workstation 7.1.2VMware Workstation 7.1.1、および VMware Workstation 7.1 を確認してください。

解決された問題

以下の問題セクションには、VMware Workstation 7.1.4 で解決された問題が一覧表示されています。

セキュリティ フィックス

  • Workstation 7.1.4 はvmrunユーティリティでローカル権限のエスカレーションに対応します。
    VMware vmrun は、仮想マシンに対してさまざまなタスクを実行するユーティリティです。vmrun ユーティリティは、VIX ライブラリがインストールされているプラットフォームで動作します。デフォルトでは、Workstation にインストールされています。ファイルシステムの構成が標準的でない場合、攻撃者が事前に定義されたライブラリ パスにファイルを配置できる場合、vmrun の実行が制御される可能性があります。この問題は、vmrun が Linux 上で動作する場合にのみ発生します。

    Common Vulnerabilities and Exposures プロジェクト (cve.mitre.org) により、この問題には CVE-2011-1126 という名前が割り当てられています。

他の解決された問題

  • Workstation 7.1 では、3D エミュレーション メモリの要件を満たすために 32 ビット版 Windows ゲストのデフォルトのメイン メモリ VA キャッシュ サイズ ( mainMem.vaCacheSize) が削減されました。ただし、この削減によってパフォーマンスが低下しました。7.1.4 では、デフォルトのメイン メモリ VA キャッシュ サイズが 1000 MB に増加し、パフォーマンスが改善されています。
  • Workstation では新しい Windows ゲストの USB ホスト コントローラを 10 個以上識別できないため、一部の USB デバイスが [取外し可能デバイス] メニューに表示されませんでした。現在の Workstation では、最初に認識された 16 個の USB コントローラに接続されていれば、すべての USB デバイスが [取外し可能デバイス] メニューに表示されます。
  • [ムービー キャプチャの停止] オプションを使用している場合にビデオ ファイルが 1GB を超えていると、キャプチャされたビデオの再生が 1GB 付近で停止していました。現在では、1GB を超えるビデオ ファイルをキャプチャおよび再生できます。
  • SUSE Linux Enterprise Desktop (SLED) 11 環境の KDE 4 セッションでアプリケーション vmware-modconfig の UI を起動できませんでした。
  • メモリ容量が 4GB を超える Windows ホスト システムの場合、暗号化操作 (ディスクの暗号化など) 中に Workstation がクラッシュすることがありました。
  • 管理者以外のユーザーでも Windows ゲストの VMware Tools のコントロール パネルから VMware Tools のアップグレードを開始することができました。このリリースでは、管理者ユーザーのみが VMware Tools のコントロール パネルから VMware Tools のアップグレードを開始できます。管理者以外のユーザーがゲストから他のアプリケーションを使用して VMware Tools のアップグレードを開始できないようにするには、仮想マシン構成 ( .vmx) ファイルの isolation.tools.autoinstall.disableを TRUEに設定します。
  • Windows ホストで動作する仮想マシンを使用して Omron の CP1L プログラマブル ロジック コントローラにアクセスすると、Workstation でリカバリ不能なエラーが発生していました。
  • Windows ホストで NAT 仮想ネットワークを使用している場合、仮想マシン内で tracerouteコマンドを使用しても機能しませんでした。
  • Fedora 14 ゲスト OS では、簡易インストール機能が動作しませんでした。
  • 64 ビット版 Fedora 14 ゲスト OS への VMware Tools のインストールで vsock モジュールを構築しているときに次の警告メッセージが生成されていました。 case value '255' not in enumerated type 'socket_state'
  • クイック スイッチ モードでユーザーがすべてのタブを閉じてからサイドバーを開こうとすると、アクセス違反で Workstation がクラッシュしていました。
  • Red Hat Enterprise Linux 6 ゲスト OS では、簡易インストール機能が動作しませんでした。
  • VMware Tools HGFS プロバイダ DLL が原因で、Windows ゲスト OS で eEye Rentina などのアプリケーションから WNetAddConnection2 機能を呼び出すときにデッドロックが発生していました。
  • ホスト再開時のゲストの時刻同期を無効にするオプションがありませんでした。現在では、仮想マシン構成 ( .vmx) ファイルの time.synchronize.resume.hostを FALSEに設定して、ホスト再開時のゲストの時刻同期を無効にできます。他の時刻同期オプションについては、 VMware ナレッジ ベースの記事 1189 を参照してください。
  • Linux ホストの Windows ゲストから共有フォルダのファイルの隠し属性を設定すると、エラーが発生し失敗していました。この問題により、SVN checkout などのアプリケーションで Linux ホストの Windows ゲストからの共有フォルダのチェック アウトが失敗していました。
  • Linux ホスト システムに最新の NVIDIA 270.x ドライバがインストールされている場合、ユーザーは 3D アクセラレーションを有効にした状態で仮想マシンを実行できませんでした。

既知の問題

ここでは、VMware Workstation の既知の問題についてトピック別に説明します。

ソフトウェアの更新

VMware Workstation 7.1 リリース候補から現在の VMware Workstation 7.1 リリースにアップグレードしている場合にのみ、このセクションにある既知の問題が適用されます。
  • 英語版以外のバージョンの Windows Vista および Windows 7 ホストで VMware Workstation をアップグレードすると、 vmUpdateLauncher.exeプログラムが失敗し、CPU とメモリの使用率が高くなる場合があります。
    対処法: %PROGRAMFILES%\VMware\VMware Workstationディレクトリにある vmUpdateLauncher.exeファイルを、 VMware Communities から入手可能なファイルと置き換えます。

インストール、アップグレード、互換性

  • VMware Workstation 7.1 リリースに含まれる WDDM グラフィックス ドライバは、VMware Workstation 7.0 およびそれ以前のリリースと互換性がありません。古いバージョンの VMware Workstation で仮想マシンを実行するには、以前のバージョンの WDDM ドライバに戻してください。
    対処法:VMware Tools の現在のバージョンをアンインストールし、以前にリリースされたバージョンをインストールします。
  • Windows ホストでは、VMware アプリケーションまたは仮想マシンが異なるユーザーで実行している場合、現在のユーザーで VMware Workstation を同時にアップグレードできない場合があります。
    対処法:VMware Workstation をアップグレードするには、次の手順を実行してください。
    1. Windows のタスク マネージャーを開きます。
    2. VMware アプリケーションまたは仮想マシンが別のユーザーで実行していることを確認します。
    3. そのユーザーに切り替えます。
    4. すべての VMware アプリケーションと仮想マシンを閉じます。
    5. 元のユーザーに戻して、VMware Workstation をアップグレードします。
    切り替えに必要な権限がない場合は、システム管理者に連絡してください。
  • Linux ホストでは、 System proxy settings および Manual proxy settings への変更は、VMware Workstation を再起動した後で有効になります。
  • Windows Server 2008 ホストでは、管理ユーザーとしてログインしていない場合、またはグループ ポリシーで .msiインストーラが許可されていない場合は、VMware Workstation および VMware Tools の更新が失敗する場合があります。
  • 場合によっては、簡易インストールを使用して、Kubuntu 10.04 で仮想マシンを作成すると、初めて仮想マシンが再起動した後に、画面に何も表示されなくなることがあります。
    対処法:仮想マシンを再起動します。
  • スペースが含まれているディレクトリに Linux バージョンの VMware Workstation をインストールすると、OVF Tool が正しく起動しない場合があります。
    対処法:OVF Tool を起動するには、以下の対処法のいずれかを実行してください。
    • スペースが含まれないディレクトリ パスに Linux バージョンの VMware Workstation をインストールします。
    • ovftool スクリプトの 23 行目を編集して、以下のコマンドを追加します。 "$OVFTOOL_BIN" "$@".
  • SUSE 11.2 では、また場合によっては他の Linux ディストリビューションでも、 sudoコマンドによって DISPLAY 環境が維持されず、VMware Workstation インストーラのユーザー インターフェイスが表示されない場合があります。
    対処法:DISPLAY 環境を維持するには、 Defaults env_keep+="DISPLAY"を /etc/sudoersファイルに追加してください。
  • ASCII 以外の文字が含まれたディレクトリ パスに VMware Workstation をインストールすると、インストールが失敗するか、ゲスト アプリケーションのショートカットを開こうとしたときに応答しなくなる可能性があります。
    対処法:ASCII 文字だけで構成されるディレクトリ パスに VMware Workstation をインストールします。

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ディスプレイ

  • 場合によっては、3 台以上のモニタを使用するように Aero が構成された Windows 7 仮想マシンでユニティ モードを開始すると、ユニティ ウィンドウをモニタ間で移動できない場合があります。
    対処法:ユニティ モードを終了してから再開します。
  • Windows 7 ゲストおよび Aero が有効なホストで FIFA 08 ゲームを終了すると、デスクトップの壁紙が黒くなる場合があります。
  • Windows XP 仮想マシンで複数のディスプレイにフル スクリーン ビューを使用して表示する場合、OpenGL アプリケーションを実行することが失敗する可能性があります。
  • ATI Linux ドライバ 10.2 に関する既知の問題があります。3D のユーザー エクスペリエンスを最善にするには、ATI Linux ドライバ 9.11 を使用することをお勧めします。
  • Fedora 13 および Red Hat Enterprise Linux 6 仮想マシンでは、ユニティ モードで仮想マシン アプリケーション ウィンドウの最大化がサポートされない場合があります。
  • Left 4 Dead アプリケーションを実行しているとき、仮想マシンをコンソール ビューとフル スクリーン モードの間で切り替えると、アプリケーションの表示が乱れる場合があります。
    対処法:表示を元の状態に戻すにはアプリケーションを再起動します。

統合仮想デバッガ

  • Microsoft Visual Studio 2008 または 2010 を使用して仮想マシン上で Visual Basic プロジェクト用の統合仮想デバッガのライブ デバッグ セッションを再起動すると、Remote Debug Monitor のインスタンスが応答しなくなる場合があります。
    対処法:Microsoft Visual Studio 2008 の場合、ゲストの msvsmon.exe プロセスを手動で停止します。Remote Debug Monitor の既存のインスタンスを使用するかどうかを確認するプロンプトが表示されたら、 [いいえ] を選択してライブ デバッグ セッションを継続します。Microsoft Visual Studio 2010 の場合、Visual Studio 2010 プログラムを再起動します。
  • Ubuntu 10.04 ホストでは、Eclipse C/C++ リモート デバッグ プラグインでデバッグを行うと、次のようなエラー メッセージが表示されて失敗する場合があります。 「/usr/bin/xterm: (/usr/bin/xterm:)can't execvp /mnt/hgfs/gdbserverDirectory/gdbserver: (execvp /mnt/hgfs/gdbserverDirectory/gdbserver を実行できません:)Protocol error (プロトコル エラー)」。
  • ライブ デバッグ モードは、暗号化された仮想マシンでは動作しません。

その他

  • grsecurity パッチが適用された Linux ホストで仮想マシンを実行すると、この Linux ホストが予期せずに再起動する場合があります。
  • Fedora 13 または Red Hat Enterprise Linux 6 Beta 2 のゲスト オペレーティング システムをサスペンドするためにスクリプト イベントを root で実行しても、ゲストをサスペンドしない場合があります。
    対処法:Fedora 13 ゲストをサスペンドするには、selinux-policy-3.7.19-57.fc13 より大きいポリシー ファイルを適用します。
  • Diskeeper 2010 がインストールされているホスト上で仮想マシンのスナップショットを復元させようとすると、失敗する場合があります。
    対処法:Diskeeper 2010 バージョン 14.0.898.0 以降にアップグレードします。
  • Ubuntu 10.04 ホストでは、ThinPrint が有効になっている仮想マシンの電源を投入すると、次のようなエラー メッセージが表示されて失敗する場合があります。 「thnuclnt:relocation error:/lib/tls/i686/cmov/libnss_files.so.2:symbol strcmp, version GLIBC_2.0 not defined in file libc.so.6 with link time reference」。
  • ユーザーの簡易切り替えを使用すると、マウスや CPU 利用率に関連する問題など、Windows 仮想マシンで予期せぬ動作が発生する場合があります。
    対処法:最初のユーザー アカウントにログインする前に、Windows ゲスト OS が起動しアイドル状態に達することを許可します。
  • Ubuntu 10.04 ホストでプリンタ デバイスが動作しない場合があります。
    対処法:仮想マシンから印刷するようにネットワークまたは USB プリンタを手動で構成します。
  • Converter は、サイズが 950GB より大きい仮想ディスクをサポートしていません。
    対処法:ディスク サイズの値を 950GB に変更します。
  • 仮想マシンのシリアル ポートの設定が serial<port_number>.fileType = thinprintとなっている場合、記録/再生が適切に機能しない場合があります。
  • フル スクリーン スイッチ モードはサポートされなくなりましたが、『 Workstation ユーザー マニュアル』にはまだ記載されています。
    対処法:このドキュメントを無視してください。

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