VMware Workstation 6.0リリース ノート
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VMware Workstation 6.0.4 Build 93057の注意事項
Build 93057は、VMware Workstationのリリース ビルドです。
このリリース ノートの内容は以下のとおりです。
バージョン6.0.4の新機能
Workstation 6.0.4では、以下のオペレーティング システムに対するフルサポートが追加されます。
- 32ビットおよび64ビットのWindows Vista SP1を、ホストOSおよびゲストOSとしてサポートします。サポートするエディションはWindows Vista Enterprise、Business、Home Basic、Home Premium、およびUltimateです。
注意:統合仮想デバッガでは、これらのWindows Vista SP1オペレーティング システムのほとんどがサポートされます。
- Eclipse統合仮想デバッガは、すべての32ビット版Windows Vistaエディションで運用できます。32ビットおよび64ビットEnterprise、32ビットUltimate、および32ビットBusinessエディションは、ゲストとしてサポートされます。
- Eclipse統合仮想デバッガは、すべての32ビット版および64ビット版Windows Vistaエディションで運用できます。32ビットおよび64ビット版Enterprise、Ultimate、およびBusinessエディションは、ゲストとしてサポートされます。
Workstation 6.0.4では、以下のセキュリティの問題が解決されています。
- Windowsホスト上で VMCIが有効になっている場合には、ゲストがホスト上のvmxプロセスのコンテキスト内で不正なコードを実行することができます。これは、コンパイラに依存する脆弱性です。Common Vulnerabilities and Exposuresプロジェクト(cve.mitre.org)は、この問題にCVE番号CVE-2008-2099を割り当てています。(バグ234208)
- ホスト ゲスト ファイル システム(HGFS)に関連するセキュリティ脆弱性は、バッファ オーバーフローの原因となります。Common Vulnerabilities and Exposuresプロジェクト(cve.mitre.org)は、この問題にCVE番号CVE-2008-2098を割り当てています。(バグ234214)
また、Workstation 6.0.4は、VMware Workstation 6.0.3を改善するメンテナンス バグ修正リリースです。その他の修正されたバグについては、 「修正されたバグ」を参照してください。
バージョン6.0.3の新機能
Workstation 6.0.3では、以下のオペレーティング システムに対するフルサポートが追加されます。
- 32ビットおよび64ビットのUbuntu Linux 7.10。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのRed Hat Enterprise Linux 4.6。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのAsianux Server 3。ゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのTurbolinux 10 Server。ゲストOSとしてサポートされます。
注意:Ubuntu Linux 7.10ホストおよびRed Hat Enterprise Linux 4.6ホストでは、Eclipse統合仮想デバッガはまだサポートされていません。
Workstation 6.0.3では、以下のセキュリティの問題が解決されています。
- Windowsホストでは、共有フォルダを構成して有効にした場合、攻撃者がゲスト システムから悪意のあるコンテンツをホスト システムの任意の場所に書き込む可能性があります(CORE-2007-0930)。(バグ200360)
- 社内のセキュリティ監査によって、悪意のあるユーザーが名前付きパイプを開くかその制御を奪い、プロセスからそこに接続することで、LocalSystem 権限を取得して悪用できることが判明しました。(Foundstone CODE-BUG-H-001)この状況で、悪意のあるユーザーはになりすましてAuthdを実行する権限を取得できます。(バグ193049)
- このリリースでは、さまざまなセキュリティ上の脆弱性を取り除くために、ライブラリがバージョン1.2.22に更新されます。(バグ224453)
- このリリースでは、サービス拒否攻撃およびバッファ オーバーフローの原因となるさまざまな脆弱性に対応するために、OpenSSLライブラリが更新されます。Common Vulnerabilities and Exposuresプロジェクト(cve.mitre.org)は、これらの問題にCVE-2006-2940、CVE-2006-2937、CVE-2006-4343という名前を割り当てています。(バグ216493)
- Workstation 6.0.2では、VIX APIによってゲストに匿名のコンソール アクセスを許可していました。Workstation 6.0.3リリースでは、この機能が無効になっています。つまり、Eclipse統合仮想デバッガおよびVisual Studio統合仮想デバッガでは、ゲストにアクセスするときにユーザー アカウント認証情報の入力が求められるようになりました。(バグ187785)
また、Workstation 6.0.3は、VMware Workstation 6.0.2を改善するメンテナンス バグ修正リリースです。その他の修正されたバグについては、 「修正されたバグ」を参照してください。
バージョン6.0.2の新機能
Workstation 6.0.2は、VMware Workstation 6.0.1を改善するメンテナンス バグ修正リリースです。修正されたバグについては、 「修正されたバグ」を参照してください。
バージョン6.0.1の新機能
ホストOSおよびゲストOSに対するサポートの強化
Workstation 6.0.1では、以下のオペレーティング システムに対する試験的なサポートが追加されます。
- 32ビットおよび64ビットのWindows Server 2008 (コード名Longhorn)。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのSUSE Linux Enterprise Server 10 SP1。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのopenSUSE Linux 10.3。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのTurbolinux 10 Server。ゲストOSとしてサポートされます。
Workstation 6.0.1では、以下のオペレーティング システムに対するフルサポートが追加されます。
- 32ビットおよび64ビットのUbuntu Linux 7.04。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのRed Hat Enterprise Linux 4.5(旧称4.0 Update 5)。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのFreeBSD 6.2。ゲストOSとしてサポートされます。
本リリースには、以下の新機能も含まれています。
- 日本語版の製品への対応
詳細は、 日本語版リリース ノートを参照してください。
注意:VMware Workstationのテクニカル サポート サービスは、現時点では英語で提供しています。日本語が話せるサポート エンジニアについては、対応できるサポートは限られますが、現地サポート センターの営業時間中に問い合わせることができます。詳細については、 VMware local language supportを参照してください。 - サポート データを収集するためのユーザー インターフェイス Workstationの[ヘルプ] - [バージョン情報]ダイアログ ボックスのボタンをクリックして、VMwareテクニカル サポート用のトラブルシューティング データを収集できるようになりました。以前はコマンド ラインからスクリプトを実行する必要がありました。
Workstation 6.0.1では、以下のセキュリティの問題が解決されています。
- このリリースでは、VMware Playerの起動を妨げる問題が解決されています。この問題が発生すると、「VMware Player unrecoverable error: (player) Exception 0xc0000005 (access violation) has occurred」というエラー メッセージが表示されます。この問題が原因で、ユーザーがダウンロードして仮想マシンに格納した一部のイメージで、セキュリティ脆弱性が発生する可能性がありました。(バグ179485)
- このリリースでは、悪意のあるWebページがシステム レベルの権限を取得してしまうことがないように、VMware DHCPサーバのこれに関連するいくつかのセキュリティ脆弱性が解決されています。
これらの脆弱性を発見して調査するうえで、IBM Internet Security Systems X-Forceのニール・メータ(Neel Mehta)氏およびライアン・スミス(Ryan Smith)氏にご協力いただきました。
Common Vulnerabilities and Exposuresプロジェクト(cve.mitre.org)は、これらの問題にCVE-2007-0061、CVE-2007-0062、CVE-2007-0063という名前を割り当てています。(バグ168236) - このリリースでは、悪意のあるリモート ユーザーがライブラリ ファイルIntraProcessLogging.dllを悪用してシステム内のファイルを上書きすることがないように、これに関連するセキュリティ脆弱性が解決されています。
これらの脆弱性を発見して調査するうえで、Goodfellas Security Research Teamにご協力いただきました。
Common Vulnerabilities and Exposuresプロジェクト(cve.mitre.org)は、この問題にCVE-2007-4059という名前を割り当てています。(バグ181493) - このリリースでは、悪意のあるリモート ユーザーがライブラリ ファイルvielib.dllを悪用してシステム内のファイルを上書きすることがないように、これに関連するセキュリティ脆弱性が解決されています。
これらの脆弱性を発見して調査するうえで、Goodfellas Security Research Teamにご協力いただきました。
Common Vulnerabilities and Exposuresプロジェクト(cve.mitre.org)は、この問題にCVE-2007-4155という名前を割り当てています。(バグ181478) - このリリースでは、管理者権限を持つゲスト オペレーティング システム ユーザーがホスト プロセスでメモリを破壊したうえで、そのホストで悪意のあるコードを実行してしまうことがないように、これに関連するセキュリティ脆弱性が解決されています。Common Vulnerabilities and Exposuresプロジェクト(cve.mitre.org)は、この問題にCVE-2007-4496という名前を割り当てています。
この問題を特定して報告するうえで、McAfee社のラファル・ヴォイチェック(Rafal Wojtczvk)氏にご協力いただきました。(バグ162799) - このリリースでは、管理者権限を持たないゲストOSのユーザーが原因でホスト プロセスが応答しなくなったり突然終了することにより、そのゲストOSが使用できない状態になることがないように、これに関連するセキュリティ脆弱性が解決されています。Common Vulnerabilities and Exposuresプロジェクト(cve.mitre.org)は、この問題にCVE-2007-4497という名前を割り当てています。
この問題を特定して報告するうえで、McAfee社のラファル・ヴォイチェック(Rafal Wojtczvk)氏にご協力いただきました。(バグ163135) - このリリースでは、承認サービスなどの登録済みWindowsサービスが引用符で囲まれないそのままのパス(例:c:\program files\vmware\...)で開始されることがないように、これに関連するセキュリティ脆弱性が解決されています。Windowsのアプリケーションとサービスは、パスが引用符で囲まれた状態で開始される必要があります。この脆弱性を利用して、悪意のあるユーザーがユーザー権限のレベルを高くしてしまう可能性がありました。
この脆弱性を発見するうえで、Foundstone社にご協力いただきました。(バグ176801、180181)
バージョン6.0の主な新機能
ホストOSおよびゲストOSに対するサポートの強化
Workstation 6.0では、以下のオペレーティング システムに対する試験的なサポートが追加されます。
- 32ビットおよび64ビットのRed Hat Enterprise Linux 4.5(ベータ版、旧称4.0 Update 5)。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのSUSE Linux Enterprise Server 9 SP4(ベータ版)。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのUbuntu Linux 7.04。ゲストOSとしてサポートされます。
Workstation 6.0では、以下のオペレーティング システムに対するフルサポートが追加されます。
- 32ビットおよび64ビットのWindows Vista。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのRed Hat Enterprise Linux 5.0。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのUbuntu Linux 6.10。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのMandriva Linux 2007。ホストOSおよびゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットおよび64ビットのSolaris 10 Update 3。ゲストOSとしてサポートされます。
- 32ビットのNovell Netware 6.5 SP5。ゲストOSとしてサポートされます。
本リリースには、以下の新機能も含まれています。
- 高速USB 2.0デバイスのサポート
- 複数モニタのサポート ゲストでは、ボタンをクリックするだけで複数のモニタを使用して表示できます。また、モニタのトポロジが反映されるので、ゲスト上のアプリケーション、タスクバーなどが、複数モニタ システムと同様に表示されます。ホストに接続するモニタ数に関係なく、仮想マシンが検出可能なモニタ数を指定できます。これは、作成後の仮想マシンを異なるホストにデプロイする場合に特に便利な機能です。さらに、使用する画面解像度を指定できます。
- 統合仮想デバッガ 新しいWorkstation IDE(統合開発環境)プラグインにより、ソフトウェア開発者はVisual Studio(Windowsのみ)またはEclipse(WindowsまたはLinux)のメニュー項目およびツールバー ボタンを使用して、仮想マシン上でプログラムの開発およびデバッグを容易に実行できます。仮想デバッガに関する説明は、『Workstationユーザーマニュアル』に記載されています。
- バックグラウンドで仮想マシンを実行 Workstationを終了するとき、バックグラウンドで仮想マシンおよびチームを引き続き実行できるようになりました。ホストでは、バックグラウンドで実行中の仮想マシンの数がシステム トレイのアイコンに示されます。アイコンをクリックすると仮想マシンを開くことができます。
- 仮想マシンがVNCサーバとして機能 特別なVNCソフトウェアをゲストにインストールしなくても、仮想マシンがVNCサーバとして機能するように設定できます。
- 状態を継続的に記録/再生する機能(試験的) この機能を使用すると、Workstation 6の仮想マシンのすべてのアクティビティを一定の期間にわたって記録できます。Workstationのムービー キャプチャ機能とは異なり、記録/再生機能では記録中の仮想マシンの操作および状態をそのまま複製できます。記録を再生しているときにボタンをクリックすると、その時点からライブに切り替えることができます。
- 拡張VIX 1.1 APIによる自動化 Workstation 6.0から、VIX API(旧称Programming API)との互換性が提供されるようになりました。このAPIを使用することにより、仮想マシンの操作を自動化するスクリプトやプログラムを記述できます。このリリースのAPIはC言語です。Perl、COM、およびシェル スクリプト(vmrun)向けの言語も追加でバインドできます。
- 物理マシンから仮想マシンへの変換、およびインポート機能の強化(Windowsホストのみ) 本リリースには、VMware Converter製品のConverterインポート ウィザードが含まれています。このウィザードを使用すると、物理的なWindowsマシンから仮想マシンへの変換、特定のVMware仮想マシン形式から別のVMware仮想マシン形式への仮想マシンの変換、および一般的なサード パーティ ベンダーから提供される仮想マシンまたはシステム イメージの変換を実行できます。
- 仮想アプライアンス向けのアプライアンス ビュー 新しいアプライアンス ビューを構成することにより、ユーザーがアプライアンスを表示する際にコンソール ビューの代わりに使用できるようになりました。アプライアンス ビューでは、サーバやアプライアンスの種類について概略が示され、ゲスト システムでブラウザを開いてサーバ コンソールの適切なポートに接続するためのリンクを使用できます。
- 準仮想Linuxカーネルのサポート VMware VMI(Virtual Machine Interface)3.0が有効なカーネルをLinuxゲストOSで使用する場合に、仮想マシンで準仮想のサポートを有効にできるようになりました。
- Virtual Machine Communication Interface(試験的) VMCIにより、ホスト上で実行される複数のアプリケーション間、および複数の仮想マシンで実行されるアプリケーション間の通信が高速化されます。VMCIインフラストラクチャは、SDKとホストおよびゲスト用ドライバから構成されます。この試験的な機能は、クライアント/サーバ アプリケーションを記述する必要のあるユーザーの使用に特に適しています。詳細については、 VMCI開発者向けリソース ページにアクセスしてドキュメントを参照してください。また、READMEファイルを参照してください。Linuxホストでは、READMEファイルは /usr/share/doc/vmware/vmware-vmci/samples ディレクトリに格納されています。Windowsホストでは、READMEファイルはVMware Workstationのインストール ディレクトリのVMCIフォルダ(たとえば、 C:\Program Files\VMware\VMware Workstation\VMCI )に格納されています。
- VMware Player 2.0 新しいVMware Playerの開始画面では、仮想マシン ファイルを参照したり、仮想アプライアンス マーケットプレース( vam.vmware.com)から仮想アプライアンスをダウンロードできます。続いて、新しいアプライアンス ビューを使用して仮想アプライアンスを実行できます。スタンドアロンのVMware Player 2.0の詳細については、 VMware Playerのドキュメント ページを参照してください。
修正されたバグ
6.0.4での修正 | 6.0.3での修正 | 6.0.2での修正 | 6.0.1での修正
- Symantecウイルス定義ファイルをバージョン213からバージョン220に更新した後に、仮想マシンが突然起動しなくなります。(バグ253615)
- IBM IntelliStation Z Pro上で運用されている仮想マシンをパワーオンしようとすると、ホストがクラッシュしてブルー スクリーンになります。(バグ245570)
- 仮想マシンで一部のUSB ISDNモデムを使用してダイヤルアップしようとすると、「ケーブルが接続されていません」というエラー メッセージが表示されます。(バグ166158)
- Xorg 7.0を使用するUbuntu 6.06ゲスト上で、Workstation 6.0.0にインストールされているVMware Toolsのバージョンをアップグレードしようとすると失敗します。(バグ196141)
- Ubuntu 7.xゲスト上で、VMware Toolsをインストールした後vmxnetドライバが使用されていません。(バグ231499)
- Ubuntu 7.10ゲスト上で、ネットワーク接続が確立され、VMware Tools vmxnetネットワーク ドライバがロードされて正しく機能しているのにもかかわらず、Ubuntuネットワークマネージャからネットワーク接続がないというエラーが誤って報告されることがあります。(バグ240525)
- カーネル2.6.24を使用するUbuntu 8.04ホスト上で、VMware Workstationをインストールするときにvmnetモジュールが構築されません。(バグ236605)
- openSUSE Linux 10.3ホストでは、仮想マシンをパワーオンする前にUSBデバイスをホストに接続しないと、USBデバイスを仮想マシンで使用できません。(バグ177615)
- Workstation 6.0.2では、WindowsゲストによってiPhoneがカメラ デバイスとして認識されますが、iTunesのデバイス リストには表示されません。Workstation 6.0.3リリースでは、Windowsゲスト用のiTunesにiPhoneが表示され使用することができます。(バグ191214)
- 64ビットのWindows Vistaホストでは、ゲストにUSBコントローラがあり、USBデバイスを接続または切断しようとすると、「USBPROT.SYS」エラーでゲストがクラッシュしてブルースクリーンになる場合があります。(バグ219224)
- Windowsゲストでは、共有フォルダ内のいずれかのファイル名に拡張ASCII文字(つまり、ASCIIコードが128を超える文字)が使用されている場合、共有フォルダ内のどのファイルも表示されません。ゲストOSからアクセスすると、共有フォルダ内が空のよう見えます。このような文字の値はUTF-8に変換できません。(バグ222397)
- Windowsゲストでは、仮想マシンを自動検出を使用しないで特定の物理フロッピー ドライブに接続するように設定し、ドライブにフロッピー ディスクを入れずに仮想マシンを起動した場合、「Windows - ディスクがありません」エラーメッセージが表示される場合があります。(バグ217782)
- Windowsゲストでは、オフライン アクセス用にキャッシュされたファイルにアクセスできません。これは、システムをネットワーク ドライブにマウントして、オフライン アクセス用のファイルをキャッシュするオプションを有効に設定した場合でも、リモート サーバが利用可能でなければファイルにはアクセスできません。(バグ201758)
- X.Org Server 1.3を使用するLinuxゲストでは、Fedora Core 7ゲストを含めて、VMware Toolsのインストール時に次のエラー メッセージが表示されます。「X.org 1.3を検出しました。X.org 1.3に対応するドライバがありません。」(バグ185281)
- 一部の64ビットのWindowsホストでは、準仮想カーネルのサポートを有効にしているLinux仮想マシンの起動時にホストがクラッシュする場合があります。(バグ192011)
- バージョン2.6.23以降のカーネルを使用するLinuxホストにWorkstationをインストールすると、必要なカーネル モジュールがビルドされません。そのため、Workstationはインストールされますが、起動はできません。(バグ200828)
- Windows VistaホストとWindowsゲストでは、多くの左利きのユーザーが行うようにマウスの左右ボタンの機能を交換すると、ファイルのドラッグ アンド ドロップが正常に機能しません。(バグ188997)
- Windowsゲストでは、複数モニタ機能を使用している場合、ストリーミング ビデオを表示するとゲストがクラッシュすることがあります。この問題は、2台のモニタを使用し、そのうちの1台をもう1台の上に配置しているときに、2台目のモニタからMedia Playerを起動すると発生します。(バグ189779)
- 一部の新しいLinuxゲストOSでは、VMware Toolsのインストール後にマウス ポインタを使用できなくなります。(バグ156988)
- ゲストOSで動作するアプリケーションに設定されたハードウェアのブレークポイントが時々失われます。(バグ199267)
Workstation 6.0.1で報告されたバグのうち、Workstation 6.0.2で修正されたもの
- AMD Duronプロセッサ搭載のホストは、仮想マシンでパワーオンできない場合があります。この問題は、AthlonベースのDuronプロセッサがIntel SSE(Streaming SIMD Extensions)を備えていないために発生していました。(バグ183866)
- Ubuntu 7.04仮想マシンは、準仮想カーネルのサポートを有効にしている場合、突然パワーオフすることがあります。(バグ190499)
Workstation 6.0の既知の問題として報告されたバグのうち、Workstation 6.0.1で修正されたもの
- ZENworks Imaging機能を持つPXEブートを使用してゲストOSをインストールしようとすると、インストール プロセスはハングします。(バグ159455)
- ゲストでは、グラフィックが正常に表示されないことがあります。たとえば、PowerPointの編集モードのビットマップ グラフィック、Quickenのグラフ、Microsoft Wordのグラフィック要素などは、まったく表示されないことがあります。(バグ164981)
- Linuxホストでは、Workstationを終了していくつかの仮想マシンをバックグラウンドで実行するように手動で選択すると、お気に入りリストが消去されることがあります。(バグ162623)
- Windows Vistaホストでは、仮想マシンを作成するときに物理ディスク パーティションを表示または選択できないことがあります。(バグ156997)
- 複数のモニタを使用し、ゲストの画面解像度を手動で構成してゲストのVRAMがサポートできる以上のサイズに設定すると、ブルー スクリーンが表示されたりゲストがクラッシュすることがあります。(バグ161721)
- WindowsホストでVMCI SDKを使用してアプリケーションを作成し実行する場合は、 vmci.dll を crosstalk.dll に名称変更する必要があります。(バグ162620)
- Windowsホストでは、クイック スイッチ モードで仮想マシンを開始するコマンドライン オプションがありません。 vmware.exe で -m コマンドライン オプションを使用できるようになりました。その場合、Workstationは、クイック スイッチ モードで仮想マシンを起動できます。従来、このオプションはLinuxホストでのみ利用可能でした。(バグ177609)
Workstation 5.5.3の既知の問題として報告されたバグのうち、Workstation 6.0で修正されたもの
- SELinuxが有効なLinuxゲストで、共有フォルダ( /mnt/hgfs )へのアクセスが失敗してカーネルのoopsエラー メッセージが表示される。(バグ131213)
- Red Hat Enterprise Linux 5.0またはUbuntu Linux 6.10を実行するゲスト(またはXorg X Windowsシステムのバージョン7.1以降を使用するすべてのLinuxゲスト)で、Workstation 5.5.x VMware ToolsインストーラによりX Windowsのドライバがインストールされないため、マウスが正常に機能しない(バグ124689)。Workstation 6.0に含まれるバージョンのVMware Toolsは、適切なドライバをインストールします。
- Workstation 5.5.3では、Solarisゲスト向けのUSBがサポートされない。Workstation 6.0では、Solarisゲスト向けのUSBがサポートされます。
既知の問題
- Windows VistaホストにWorkstationをインストールする場合は、インストール時に必ずシリアル番号を入力する必要があります。シリアル番号を入力すると必要な権限が設定されるので、この入力は必須です。後で別のユーザーとしてシリアル番号を入力しようとすると、必要な権限を取得できない可能性があります。
- Windows Vistaホスト上でWorkstationインストーラを実行して[変更]オプションを使用する場合は、最初にUAC(ユーザー アカウント コントロール)をオフにする必要があります。オフにしない場合は、ウィザードで[完了]ダイアログ ボックスが即座に表示され、エラー メッセージを受け取ります。
- Windows Vistaホストでコントロール パネルを使用してWorkstationをアンインストールする場合は、未確認のプログラムがコンピュータにアクセスしようとしていることを示すUAC(ユーザー アカウント コントロール)の警告メッセージが表示されることがあります。この場合は[許可]をクリックしても問題ありません。
- Windows Vistaホストで管理者権限を使用せずにWorkstationを起動し、仮想マシンをパワーオンして、仮想マシンをバックグラウンドで実行したままWorkstationを終了した場合は、管理者権限でWorkstationを起動したときに仮想マシンにアクセスできません。
対処法:常に管理者権限でWorkstationを実行するか、または常に管理者権限を使用せずにWorkstationを実行します。 - Windowsホストでは、管理者権限を持つユーザーとして仮想ネットワーク エディタを実行する必要があります。管理者権限なしで実行した場合、不正確な情報が表示されることがあります。Windows Vistaホストの場合は、システム管理者グループのメンバーとしてログインしたうえで、UAC(ユーザー アカウント コントロール)を無効にするか、または[スタート]メニューを右クリックして[管理者として実行]を選択して仮想ネットワーク エディタを起動する必要があります。
- VistaゲストでVMware Toolsをアップグレードする場合に、ファイルが使用中であるという警告が表示される場合があります。 対処法:[無視]ボタンをクリックして、アップグレードを続行できるようにします。
- Windows VistaゲストでVMware Toolsコントロール パネルを開くには、管理ユーザーとしてログインする必要があります。
- Workstation 6.0.1/ACE 2.0.1ベータ リリースから本リリースにアップグレードする場合、WindowsゲストでVMware Toolsをアンインストールしてから再インストールしてVMware Toolsをアップグレードします。たとえば、ゲストの場合は[スタート] - [コントロール パネル] - [アプリケーションの追加と削除]を選択して、VMware Toolsプログラムを削除します。次に、Workstation 6.0.1を使用してVMware Toolsを再インストールします。
- Workstation 4.5またはACE 1.0で作成されたWindows 95の仮想マシンでは、VMware Toolsのアップグレードが完了しないことがあります。 対処法:最初にVMware Toolsをアンインストールします。(たとえば、Windowsゲストの場合は[スタート] - [コントロール パネル] - [アプリケーションの追加と削除]を選択して、VMware Toolsプログラムを削除します)。次に、Workstation 6を使用してVMware Toolsを再びインストールします。
- TurboLinux 10 Serverでは、XからVGAに切り替えると画面が黒くなる問題があります。 この問題は、Turbolinux 10 Server OSをインストールする手順の最後に発生します。インストール ウィザードで[完了]をクリックすると画面が黒くなり、システムは再起動しません。
対処法:手動でゲストOSを再起動します。 - Windows 2003 ServerホストにWorkstationをインストールする場合は、JavaScriptを有効にしないとWorkstationヘルプが正しく表示されません。これは、Windows 2003 ServerのInternet ExplorerではJavaScriptがデフォルトで無効に設定されているためです。
対処法:Internet Explorerで[ツール] - [インターネット オプション] - [インターネット] - [レベルのカスタマイズ] - [スクリプト] - [アクティブ スクリプト]を選択して、[有効にする]を選択します。 - 記録/再生機能を使用して仮想マシン上のアクティビティを記録している間は、Workstationを終了してバックグラウンドでその仮想マシンを実行することを避けてください。このような操作を実行すると、仮想マシンがクラッシュすることがあります。仮想マシンをバックグラウンドで実行する場合は、必ず事前に記録を停止してください。
- 以前のバージョンのWorkstationで作成した仮想マシンのアクティビティの記録を再生しようとしてはなりません。Linuxホストでは、このような操作を実行しようとするとWorkstationが突然終了することがあります。
- 仮想フロッピー ドライブがホストの物理フロッピー ドライブに接続しているとき、フロッピー ディスクの変更がゲストで認識されないことがあります。
対処法:フロッピー ディスクが物理フロッピー ドライブに挿入されているときに、仮想フロッピー ドライブを物理ドライブに接続します。 - ホストに32ビット互換ライブラリがインストールされていない場合は、64ビットLinuxホストへのWorkstationのインストールが失敗します。一部の64ビットLinuxホストOSでは、デフォルトで32ビット互換ライブラリがインストールされません。64ビット システムで実行されるWorkstationでは、32ビット互換ライブラリがインストールされている必要があります。32ビット互換ライブラリがインストールされていない64ビットLinuxホストにWorkstationをインストールしようとすると、以下のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
/usr/bin/ldd: line 171:/lib/ld-linux.so.2:No such file or directory
対処法:お使いのLinuxディストリビューション用の32ビット互換パッケージをインストールします。32ビット互換パッケージの名前はディストリビューションによって異なります。たとえば、Ubuntuの場合は ia32-libs パッケージと ia32-libs-gtk パッケージをインストールします。お使いのディストリビューション用の32ビット互換パッケージを特定するには、そのディストリビューションのドキュメントまたはWebサイトを参照してください。 - XenカーネルがインストールされているWorkstationは、Red Hat Enterprise Linux 5上では動作しません。 対処法:Workstationを使用するには、XenをインストールせずにRed Hat Enterprise Linuxカーネルをインストールする必要があります。
- Mandrake 10.0ゲストでは、ゲストからホストへのファイルのドラッグ アンド ドロップが機能しません。
- LinuxホストとWindowsゲストの間でフォルダを共有する場合は、Windowsゲストがシンボリック リンクにアクセスできません。Windowsゲストではシンボリック リンクは通常のファイルとして表示されますが、リンクを開こうとしても機能しません。
- Windows Vistaホストで[ファイル] - [インポート]を選択して物理マシンから仮想マシンを作成する場合は、デスクトップ アイコンを右クリックして[管理者として実行]を選択し、Workstationを起動する必要があります。
- Windows Vistaホストで間違って[ファイル] - [インポート]を使用してサポートされていないWindows Vistaマシンから仮想マシンを作成しようとすると、インポートは失敗します。その後、[ファイル] - [インポート]機能を使用しようとしても、マシンを再起動するまではすべて失敗します。この問題は、最初のインポートの試行がWindows Vista物理マシンの場合にのみ発生します。これは、物理マシンのインポートを選択してデフォルトの設定(ローカル マシン)を使用する場合に発生します。
対処法: ufad-ws60 サービスを再起動します。再起動するには、管理者がコマンドラインで次のコマンドを実行します。 net stop ufad-ws60 & net start ufad-ws60 また、サービス マネージャからもVMware Agent Serviceエントリを再起動できます。システムの再起動も有効です。 - [ファイル] - [インポート]を使用してリモートのWindows 2000物理マシンから仮想マシンを作成して、宛先としてESXサーバを指定した場合、エラー メッセージ「VMware Converterのインストールに失敗しました」が表示される場合があります。作成される仮想マシンは、正常にパワーオンしない場合があります。また、インポート処理中にリモート マシンにインストールされたVMware Converter Agentは、自動的にアンインストールされません。手動でVMware Converter Agentをアンインストールするには、リモート物理マシンの[コントロール パネル]で[アプリケーションの追加と削除]を使用します。また、マシンを再起動する必要があります。
- インポート元の物理マシンでWindows NTを実行している場合、[ファイル] - [インポート]を選択する方法では、物理マシンを仮想マシンに変換できません。
- インポート元の物理マシンでVMware Converterがインストールされている場合、[ファイル] - [インポート]を選択する方法では、物理マシンを仮想マシンに変換できません。
- [ファイル] - [インポート]を選択し、Symantec BackupまたはNorton Ghostイメージ(.sv2iファイル)をボリューム サイズを変更して変換する場合に、操作がハングすることがあります。
対処法:まず、操作を再試行します。問題が解消されない場合は、ボリューム サイズを変更せずに再試行します。 - [ファイル] - [インポート]を選択して仮想マシンを変換する場合に、インポート元の構成プロパティの一部が失われることがあります。たとえば、Generic SCSIデバイスや共有フォルダが削除されることがあります。
- Windows 2000 Professional SP4オペレーティング システムを使用するホストでは、[ファイル] - [インポート]を選択して物理マシンから仮想マシンを作成できないことがあります。次のエラー メッセージが表示されます。ゲストOSを判別できませんこのエラーは、 msdos.sys ファイルが存在しないかアクセス不能である場合に起こります。
- [ファイル] - [開く]および[ファイル] - [インポート]コマンドには、StorageCraft ShadowStoreイメージ( .spi ファイル)とSymantec Backup Exec System Recoveryイメージ( .sv2i ファイル)についていくつかの制限があります。制限は以下のとおりです。
- ダイナミック ディスクがサポートされません。
- 同一マシンのバックアップに関連するイメージは同一フォルダに格納しなければならず、その他のイメージを同じフォルダ内に格納してはなりません。
- ディスク内のアクティブ ボリュームとシステム ボリュームまでを含むすべてのボリュームをバックアップする必要があります。たとえば、ディスク上にパーティションが4個(パーティション1~4)ある場合は、パーティション2がアクティブ ボリュームでパーティション3がシステムボリュームになります。このとき、ボリューム1~3をバックアップする必要があります。
- 差分イメージについては、最大16個の差分バックアップがサポートされます。
- Visual Studio 2005では、[Start]を選択すると複数のプロジェクトを同時にデバッグできます。しかしVisual Studio統合仮想デバッガは、現時点では一度に1個のプロジェクトおよび1個の構成のデバッグしかサポートしていません。デバッグ ターゲットとして複数のプロジェクトを選択しようとすると、Visual Studio統合仮想デバッガ ではリスト内の一番上のプロジェクトのみが選択されます。
- Eclipse 3.3を実行している32ビット版Red Hat Enterprise Linuxホストでは、Eclipse統合仮想デバッガ プラグインがクラッシュすることがあります。
日本語システムに関する既知の問題
- 日本語版で、日本語文字コードの5c(ASCIIではバックスラッシュ文字)で終わる名前のディレクトリにWorkstationをインストールした場合、バックグラウンドで仮想マシンを実行すると、システム トレイを右クリックしても仮想マシンをリストアできなくなります。
対処法:Workstationを開始してサイドバーを表示し、[パワーオン]リスト内の仮想マシンをクリックします。 - Windows Vistaを使用する日本語版ホストで、[ファイル] - [インポート]を使用してWindows 2003 Enterprise Editionマシンの仮想PCイメージを仮想マシンに変換しようとすると、仮想マシンは起動しないかクラッシュしてブルー スクリーンになる場合があります。
- [ファイル] - [インポート]を使用してリモートのJapanese Windows 2000 Pro SP4物理マシンを仮想マシンに変換しようとしても、インポートに失敗します。
- ファイル名またはパスにASCII文字でない文字が含まれている場合、[ファイル] - [開く]を使用してStorageCraftイメージを仮想マシンに変換できません。
- VMware VIX APIおよびその他のSDK(Virtual Machine Communication Interfaceなど)は、本リリースではローカライズされていません。また、これらのSDKのドキュメントについても英語版でのみ提供しています。
- Eclipse統合仮想デバッガは、本リリースではローカライズされていません。また、Eclipse統合仮想デバッガとVisual Studio統合仮想デバッガのドキュメントについても、英語版でのみ提供しています。
ナレッジ ベース記事
以下に示す問題が発生した場合は、そのリンクをクリックするか、またはVMwareナレッジ ベース( kb.vmware.com)にアクセスし、記事番号で用語検索を行ってください。
- Fedora Core 6の仮想マシンでLSI Logicアダプタが必要とされる(KB 1000269)
- ゲストのCD-ROMドライブがロックされたときにVMware Toolsのインストールで問題が発生する(KB 1625)
- Thinkpadの中央のボタンを押すとカーソルが解放される(KB 1000232)
- Windowsゲストを含むUbuntu 6.04ホストで共有フォルダが表示されないことがある(KB 1000233)
- [ファイル] - [インポート]を使用するとき、DNSとWINSの情報をカスタマイズできないことがある(KB 1000230)
- サポート対象でないLinuxディストリビューションへのVMware製品のインストール(KB 1623)
- サポート対象でないLinuxディストリビューションへのVMware Toolsのインストール(KB 1625)
- 仮想マシンのクロックが予期されない動作により時刻を報告する(KB 1236)
- インポートした仮想マシンのインポート元の仮想マシンまたはシステム イメージへのリンク (KB 1915)
- Workstationの64ビット ゲストOSのハードウェア要件(KB 1901)
- Windowsホスト上での不完全なアンインストール後のクリーンアップ(KB 1308)
- Ubuntuゲストを使用する場合のネットワークの問題(KB 1923)
- バージョン6.8.99のXorg X Windowsシステムを実行するMandriva Linux 2006ゲストで、[ゲストをウィンドウに合わせる]オプションおよび[フルスクリーン]オプションによるディスプレイが正しく表示されない(KB 7059075)
また、 Workstation 6.0に関連するすべてのナレッジ ベース記事のリストもご覧ください。