アプリケーション デプロイとは

アプリケーション デプロイとは、ソフトウェア システムを利用可能にする 1 つのアプリケーションまたはアプリケーション スイートをインストール、構成、アップデート、有効化するプロセスです。

カナリアとブルー/グリーン:クラウド アプリケーションの継続的デリバリ ツール

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アプリケーション デプロイのメリット

アプリケーション デプロイの主なメリットは次のとおりです。
  • 時間の節約。アプリケーション デプロイは数時間以内に迅速に実行され、インストールも短時間で済みます。
  • セキュリティの強化。ソフトウェア デプロイ プロセスでは、権限ロールを構成して機密性の高いコンピュート リソースを保護したり、タスク グループを設定したりできます。
  • 可視性の向上。アプリケーション デプロイを利用することで、運用担当者は、ユーザーの行動に関する貴重なインサイトを得ることができ、行動分析をシームレスに実行できます。
  • シンプルなソフトウェア アップデート。アプリケーション デプロイにより、手間のかかるソフトウェア アップデートやその他のメンテナンス作業をリアルタイムで自動的に実行できます。

アプリケーション デプロイが重要な理由

アプリケーション デプロイは、ソフトウェア開発プロセスのもっとも重要な段階の 1 つです。ビルド、テスト、デプロイで使用される戦略は、構成要素の設定や要件が変更されたとき、アプリケーションがいかに迅速に対応できるかに直接影響します。さらに、もっとも重要な各変更の品質にも影響を与えます。

アプリケーション デプロイ プロセス

アプリケーション デプロイ プロセスは 9 つの主要ステップで構成されます。

  1. 計画。この段階では、開発チームと運用チームの認識を一致させます。デプロイ スケジュールを作成して、既存のインフラストラクチャを評価し、必要であれば変更を加えます。
  2. ビルドとリリースの自動化。アプリケーション デプロイ プロセスを成功させるには、人的ミスの可能性をできる限り減らすため、自動化を取り入れることがカギとなります。スクリプトと堅牢なサーバを開発することで、その後のネットワークを介したデプロイ プロセスが容易になります。
  3. 継続的インテグレーション/継続的デリバリ(CI/CD)の開発。アプリケーション アップデートごとの変更の度合いを小さくすることで、将来、不具合を見つけやすくなります。デプロイの影響が最小限で済めば、より頻繁かつ容易にデプロイを実施できます。
  4. スクリプトの作成とテスト。最終リリースへ移行する前に、本番環境のバックアップ コピーでテスト スクリプトを実行して、環境的な変化や違いを特定します。
  5. 重要なメトリックの特定。チーム内で、新しいアプリケーションへ移行する際の主要パフォーマンス指標(KPI)を明確にします。このステップはシンプルです。KPI を設定して、可視性を確保し、アプリケーション セットの潜在的エラーを迅速にトラブルシューティングします。
  6. テスト。合成トランザクション テストを設定し、ログイン ページなどの重要な要素が正しく動作することを確認します。動作をテストすることで、自信を持ってデプロイできます。
  7. デプロイ トラッキングの開発。トラッキング サービスを開発して実装します。デプロイがいつ行われるか(または、いつ行われる予定か)を運用チームが容易に追跡できるようにするとともに、エラーが発生したタイミングとその修正方法を即座に特定できるようにします。
  8. ユーザーおよび従業員への通知。これは見落とされがちなステップですが、該当する場合は、アプリケーションがいつデプロイされるかを必要な関係者に通知してください。これにより、デプロイを予定したうえでプロセス全体を調整し、エラーが発生した場合は元に戻すことができます。
  9. 監視と反復。アプリケーションをデプロイした後も、デプロイを監視し、必要に応じて修正する作業が重要になります。

アプリケーション デプロイの手法


アプリケーション デプロイにはさまざまな手法があります。一部の手法はロードバランサーを使用して実現できます。ロードバランサーは、マイクロサービスや Kubernetes コンテナをベースとするモダン アプリケーションの開発に欠かせないものとなっています。一般的に使用される戦略は次のとおりです。

  • 再作成:バージョン A を終了した後でバージョン B をデプロイします。
  • ランプ型:バージョン A に代わって、バージョン B を徐々にデプロイします。
  • シャドウ:バージョン A と同時に、バージョン B も実際のトラフィックを受け取ります。バージョン B に送信されるトラフィックはレスポンスに影響を与えません。
  • ブルーグリーン デプロイ:バージョン A と並行してバージョン B をリリースし、その後、トラフィックをバージョン B に切り替えます。
  • A/B テスト:特定の条件のもと、一部のユーザーにバージョン B をリリースします。
  • カナリア:バージョン B を一部のユーザーにリリースし、その後、全面的にリリースします。

アプリケーション デプロイにおける VMware の役割

VMware は、アプリケーション デプロイの迅速化とアプリケーション移行システムの簡素化において組織を支援します。VMware は基盤となるオペレーティング システムからアプリケーションを切り離すことで、アプリケーションの競合を回避し、管理とデリバリを合理化します。

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